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2008年のキーワード

最近、取材等でよく聞かれるのが、これからの回転寿司はなにが来るか?ということだ。
ラーメンみたいに「これからは鶏塩ですよ」とか「原点回帰であっさり醤油ですかね」などと答えられればいいのだが、残念ながら「これからは赤酢を使った赤シャリの時代です」とか「相模産の松輪サバが来ます!」なんて感じで語ってもまったくもって説得力がない。
なので回転寿司では味を語るのではなく、「回転寿司のトレンド」でも述べたようにデカネタや高級化などの店の工夫というかサービス面の向上を語るのが正しい。
以下、私が来ると思う2008年最新回転寿司のキーワードを記してみる。

1.脱回転寿司

高級志向の回転寿司屋のサービスが本格化してきており、そんじゃそこらの寿司屋では太刀打ちできないようなもんのすごい高級店が増えてきている。
これら高級志向店のサービスがさらなる高みにつき進んでいくのではないか。

立ち寿司と回転寿司屋の融合
回転寿司屋なんだけど本格的寿司店で食べているかのような気分になれる店、というのは、
これからますます増えてくるだろう。
見た目も美味しそうで良いネタを使った寿司をしっかりとした技術を持った職人が握るスタイルでありながら、回転寿司の楽しみもしっかりと持っている店。
たとえば、「沼津魚がし寿司」の流れ寿司やレーンに溢れんばかりの皿が廻っていても、客の注文に応じてちゃんと握りたてを出してくれる店などが、さらなる攻勢をかけてくるだろう。

多角的サービスの実施
いままで寿司を廻していればいい、といった風潮があった回転寿司業界だが、これからは他の外食産業並みの多角的なサービスを持つ店が増えてくるだろう。
EX) ランチメニューの充実、レディースディ、デザートのワゴンサービス、マグロの解体ショー&即席オークション、セットメニューの充実などなど

異食とのコラボレーション
回転寿司、いや寿司の固定観念を打ち破るような創作寿司が登場するのではないか。
たとえば、フレンチやイタリアンなど他の料理の技法を用いた見た目も華やかでしかも斬新な創作寿司などが登場しそう。
創作寿司を専門で作る職人を雇う店も出てくるのではないか。

2.ご当地回転寿司

いま東京では金沢の回転寿司が続々と進出してきているが、そういった地方の味を売りにした回転寿司屋が続々と誕生の気配あり。
北海道、函館、金沢、沼津、三崎、玄界灘など各漁港の魚を売りにした回転寿司屋が地元から首都圏に進出してくるのではないか。
北海道:「活一鮮 川崎店」、「魚一心 イオン津田沼店」
金沢:「いき魚亭 相模原店」、「金沢まいもん寿司 たまプラーザ店」 、「海幸の街」
沼津:「沼津魚がし寿司」、「沼津港本店」
三浦:「三浦三崎港」、「三浦網元 魚敬」

3.ランチ回転寿司

ランチメニューが充実している回転寿司屋が増えてきている。
昼時には廻っていない定食メニューを売りにする店が続々と誕生するのではないか。
回転寿司屋らしいセットメニューなども登場しそうだ。(茶碗蒸し、あら汁、玉子焼きのセットなど)
いままでランチタイムにOLが回転寿司屋に来る、ということはほとんど見られなかったが、
セットメニューや女性向けランチなどが充実してくれば、OLグループが見られるようになるかもしれない。
玄海なだ 葛西店」などは女性を意識したサービスがいろいろとあり、ランチタイムにOLがよく訪れている。

といったわけで、2008年に来る回転寿司屋というのを考えてみた。
回転寿司は進化する食べ物である
まだまだ開発する余地はあり、もっともっと楽しい場所へとなっていってくれるだろう。
そのためにもこれからたくさん回転寿司を食べて、各店舗のおもしろさや楽しさを伝えていきたいと思う所存です。