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第8回 「ヤマサ水産 市場寿司」
今週は茨城県那珂湊港の魚市場内にある「ヤマサ水産 市場寿司」を訪問。
ここは市場内の寿司屋だけあって、とにかく新鮮、かつデカネタで有名な店だ。
私も審査員に加わった番組で、2/5に放映された「月バラ!うまいデカ盛り回転すし ベスト50」(ANN)でも堂々の2位に入った店である。
同じ漁港内に「森田水産」という回転寿司屋もあり、ちょっとした回転寿司戦争で話題になっている。
ツアーなども多く組まれており、漁港ショッピング&回転寿司食べ放題ツアー客でごった返していることもたびたびあるという。
また「森田水産」との客の奪いが激しく、週末などはマグロ解体ショーなどで客寄せに走るほど激化しているらしい。
そんなわけで、昼時は外して夕暮れ時に行ってみることにした。
夕暮れ時の漁港というのは一種、独特の雰囲気があるもので、閉店間際の売り尽くし大サービス合戦の真っ直中にあった。
とにかく安い。
ジャパネットたかたかと思うほどの出血大サービスだ。
マグロの1/4ブロックを買うともれなくブリの1/4ブロックがついてきます、みたいな世界があちらこちらで繰り広げられているのだ。
しかもこれで1500円というのだからやってられない。
スーパー価格なら軽く5000円は超えそうなデカさである。
アサリやハマグリなんかバケツ一杯山盛りに入って800円とか、ハタハタの干物10匹500円とか、スーパーで買うのが馬鹿らしくなる値段なのである。
大サービスの生身マグロも捨てがたいが、マグロパーティーでもしない限り、とてもじゃないけど食べきれないくらいの量なんである。
いやはや、これだから漁港は面白い!
大量の戦利品をGETしていよいよ回転寿司タイムへ突入である。
店の雰囲気には微塵もヤル気配が感じられない。
回転寿司屋お得意の本日のお勧めの黒板書きもなければ、華やかな寿司が回っている様子もない。
できる回転寿司屋の要素がまるでないのである。
しかし、ここはとれたての魚を出せる漁港の回転寿司屋…
都内の回転寿司屋の常識が当てはまるとは限らない。
ともかく座って寿司に手を伸ばしてみることにした。
レーンを見るとかなり迫力のある寿司が並んでいる。
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生カニ |
すげーイクラ 315円 |
カニ汁 |
さきほど市場で特大マグロを見ているだけに期待感はいやが上にも高まる。
回ってる皿を見る。
ネタはどれもかなり大ぶり。
なかなかのデカネタである。
デカネタが売りの都内の回転寿司屋よりも確実にどれもがデカイ。
厚みが違う感じだ。
さすが漁港だぜ、と思いつつ、口に運んでみる。
ムム…イケルんでないの。
マグロは合格点与えよう。
他のネタはどうか?
エンガワ(本物)は適度に脂がのっていて、回転寿司にありがちなエンガワのようなモノとは似て非なる(当たり前か)感じ。
いまの時期、旬のホウボウもかなりイケル。
ホウボウみたいなレアネタを食せるのも市場の魅力か。
いわゆる創作寿司はなく、レーンの華やかさもないのだが、一皿の持つパワーが違う。
ただ単にうまいんだから何も手の込んだことをしなくてもいいではないか、という主張すら感じるくらいだ。
創作寿司や変わり種、炙りネタなどが豊富で見た目華やかな回転寿司屋と華やかさはないものの新鮮なネタだけで勝負!という寿司屋っぽい回転寿司屋のどちらが良いか、となると意見の分かれるところであろう。
が、繁華街には繁華街の、漁港には漁港の、郊外には郊外の回転寿司屋がそれぞれあるということだ。
回転寿司はアミューズメントパークである、を標榜する私だが、廻っていることがありがたい、そんな回転寿司の原点に戻った次第です。
今回の評価



「市場寿司」
住所:茨城県ひたちなか市湊本町21-13
電話:029-263-1137
営業時間:10:00〜20:00頃
定休日:不定休




